国内線搭乗でイライラ/ドギマギポイントNo1はなんと行っても搭乗口でしょう。しかし「搭乗の順番」を知っているだけでイライラ度がぐーーんと下がります。国内線の搭乗順は航空会社で若干の違いはあるものの、だいたい次の通りです。
- ①事前改札サービス
- ②優先搭乗
- ③使用機材(飛行機の種類)や混雑度に応じた搭乗
これは速やかで無理のない安全な搭乗が出来るように考えられた搭乗順です。事前に理解しているとイライラ/ドギマギが減ります。自分たちの番が来るまでは後方待機でゆっくり待ちましょう。ここまで来てれば必ず乗れます(笑)
①事前改札サービスは、小さな子供連れの人(ANA/JALは2歳以下)/妊娠中の人/搭乗時に手伝いの必要な人を、他の搭乗者より先に案内します。事前改札には車いすの方やベビーカーを使っている方もいらっしゃいますので、この段階では搭乗口前を広く明けておくのがマナーです。また事前改札サービスをご利用になる方は、案内があったら速やかに申し出るようにしましょう。②③が始まってるのに事前改札を要求される方をたまに見かけますが、本来の目的である「速やかで無理のない安全な搭乗」がかえって損なわれる行為だと思いますヨ。
事前改札が終わると②優先搭乗が開始されます。優先搭乗は航空会社によって異なります。優先搭乗が無い航空会社もあります。
航空会社 | 第1優先搭乗 | 第2優先搭乗 |
ANA | ダイヤモンド会員 | プラチナ会員/スーパーフライヤーズ会員/スターアライアンスゴールド会員/プレミアムクラス利用者 |
JAL | ダイヤモンド会員/ワンワールドエメラルド会員/ファーストクラス利用者 | ワンワールドサファイア会員(羽田⇔伊丹線以外は第1第2優先の区別なし) |
優先搭乗の後は③使用機材や混雑度に応じた搭乗順で、次の3つのいずれかです。
- 後方座席の利用者 → 前方座席の利用者を含む全利用者
- 窓側席の利用者とその同行者 → 窓側以外の座席の利用者を含む全利用者
- 最初から全ての利用者を搭乗させる
さぁ自分の搭乗順が来たら、いよいよ最後の関門(?)、搭乗ゲート通過です。ここでは保安検査場でかざしたICカードか2次元バーコードをかざします。同じものでないと認証されませんので注意です。
搭乗ゲートを通過すればもう飛行機です!みなさま、良い旅を~。
(2018/06/03再掲載)(2015/12初回掲載)