国内線の乗り方(2) チェックイン/手荷物預け

空港に着いたらまずチェックインカウンター(チケットカウンター)か自動チェックイン機に向かいましょう。全体の流れでも書いたとおり、チェックインが省略出来る状態(ANA=スキップ、JAL=タッチ&ゴー)で手荷物預けも必要ないなら、保安検査場に直行できます。

チェックインカウンターは航空会社別に設けられています。自動チェックイン機も同じです。複数会社のコードシェア便の場合、予約した航空会社のカウンターで手続きします。例えば、羽田12:50発-新千歳行AirDo(エアドゥ)23便はANAとのコードシェア便で、ANAでは4723便となります。AirDo23便で手配したチケットはエアドゥのカウンターで、ANA4723便で手配したチケットはANAのカウンターで手続きとなります。

チェックインカウンターではまず、代金精算が終わってない場合は清算します。ほとんどのカウンターはカード決済/現金決済両方対応してます。株主優待割引を使って予約し、優待番号等の登録が終わってない場合は優待券の提出を求められます。

座席指定が終わってない場合は同時に座席指定をします。座席指定の時は、同行者で横並びの席がいい/窓側がいい/通路側がいい/前方がいい/後方がいい/非常口前(足元が広い)がいい、など希望をはっきり伝えましょう。希望どおりになるとは限りませんが(^.^;)

手荷物預けもチェックインカウンターで行います。ライターや危険物、壊れ物がないか尋ねられます。そして「到着空港でのお乗り継ぎはありませんか?」と聞かれるのが重要なポイント!乗り継ぎがある場合は、他社便であっても正確に答えましょう。渡された手荷物預かり半券は到着空港で必要になりますので失くさないようにしましょうね。

2015/07、羽田空港第2ターミナルに国内初の自動手荷物預け機(ANA Baggage Drop)が設置されました。これでチェックインカウンターに寄らず、自動チェックイン機と自動手荷物預け機で搭乗可能です。でもICカード対応マイレージカードかスマホアプリにチケットが紐付いてないとこれらのサービスは使えないので、初心者にはちょっと敷居が高いかもです。

ANA baggage drop

(2018/06現在、ANA Baggage Dropは羽田空港第2ターミナルの他、新千歳空港にも設置されてます。JALにはまだ自動預け機がありません。)

 

(2018/06/03再掲載)(2015/12初回掲載)

国内線の乗り方(1) 全体の流れ

空港にいるとチェックインカウンター前や搭乗口で、イライラしちゃってる人やドギマギしちゃってる人を見かけます。遅延や欠航などの時ならともかく、不慣れがゆえにイライラ/ドギマギしちゃって旅が嫌いにならなければいいなぁ、と思いながら見てます。

国内線に一度も乗ったことがなくても、飛行機の乗り方の流れさえ知っていればイライラ/ドギマギが激減しますよ。当日の空港での流れは次の通りです。

チェックインする

手荷物を預ける

保安検査場を通過する

搭乗する

このうち①のチェックインは、航空券の入手方法によっては省略出来ます。また所定サイズ内の手荷物1個は機内に持ち込めますので、機内持ち込み以外の荷物がなければ②の手荷物預けも不要です。そんな場合は直接保安検査場にGO!です。

チェックインが省略できるのは、チケット代を支払い済みで、発券済みで、座席指定済みの場合です。チケット代支払い済みでも発券されてなかったり、座席指定が終わってないとチェックインが必要になります。またごく一部の地方空港ではチェックイン省略が出来ない空港もありますのでご注意ください。

機内持ち込みの出来る手荷物のサイズは航空会社・使用機材(飛行機の種類)によって異なります。最大でも3辺合計が200cm程度、座席数100席未満の小型機だと3辺合計が100cm程度までの制限があります。また重量制限もあります。制限超過の手荷物を持ち込もうとすると、保安検査場や搭乗口で「持ち込めませんよ」と言われてイライラ/ドギマギの原因になりかねませんので、空の旅に慣れてない方は出来るだけ預けることをおススメします。

(2018/06/03再掲載)(2015/12初回掲載)